社長メッセージ
当社は親会社である日本製紙の工場跡地など遊休地を有効活用することからスタートして、その後、数回の会社合併を経て、現在ではスポーツ・レジャー事業、保険・リース事業、緑化事業、テナント・不動産事業等、幅広い分野を持つ、グループの中でも極めて特徴的な会社です。日本製紙グループの企業理念は「人々の豊かな暮らしと文化の発展に貢献する」ことですが、その中心は「ものづくり」にあります。一方、我々日本製紙総合開発は「喜び」や「快適さ」「便利さ」を感じてもらえるようなサービスの提供、あるいはそういったことを感じられる「場」の提供を行う会社です。ですから我々の企業理念は「人々の健康と豊かな暮らしに貢献すること」としています。また、我々が提供しているサービスは生活に欠かせないいわゆる衣食住と密接に関連した分野ではありませんが、日々の暮らしの中だけでは得られない人生の潤いのようなプラスαを与えることができます。それが経営ビジョンの最初に掲げている「お客様に笑顔と満足を届ける企業」でありたいという目指すべき企業像であり、社員全員がそこに向かって常に努力を続けています。
日本製紙総合開発株式会社のルーツと言える山陽国策産業株式会社の登記上のスタートは1968年でした。もう一方のルーツである十條開発株式会社のスタートは1970年です。つまり当社は半世紀の歴史を重ねて今日があるわけですが、今こそ次の50年に向けて走り出さなければならないと考えています。当社のスポーツ・レジャー部門の中心であるスキー、ゴルフ、ボウリングは市場としてはいずれもシュリンクしている分野ですが、知恵と工夫によってお客様に新たな笑顔を届けることは可能です。また、別の分野でもお客様目線に立ったサービスで新たな満足を生み出すことができます。そうやって既存事業でも新規事業でも「チャレンジ」を続けて、さらなる発展につなげていきます。
日本製紙総合開発株式会社
代表取締役社長 山本哲哉